これは、秋の月の美しさを詠んだ藤原顕輔の和歌で、百人一首の秋の歌の1つです。
先日、文芸部の活動の1つとして、百人一首をおこなっていました。
本校では毎年、全校生徒が参加する百人一首大会を開催しています。
国語の授業においても百人一首を扱いますが、今回は、部活動の一環として楽しんでいました。
上の句だけで札をとるのは難しいですが、 白熱した勝負になっていました。 |
この札の上の句は 「逢ふことのたえてしなくは中々に」 恋の歌に分類される歌です。 |
言葉や言い回しは現代のものとは異なりますが、楽しみながら和歌に触れる中で、作者の込めた思いは生徒たちにも伝わっているのでしょう。
秋風の中、月の光に思いをはせる心をもっていたいものです。