2014年3月10日月曜日

2014.3.10 0.0666点の重み

3月10日を迎え,国公立大学前期試験の合格発表が出揃いました。

ご存知のとおり,今日の正午は国公立大でも最難関である東京大学の発表が控えており,高校も,中学も,職員室は落ち着かない状態。

受験番号を控えているわけでもなく,こちらから連絡するわけにもいかず,もどかしい時間が流れていましたが,ここで一報が!


合格したそうです!」


拍手喝采!

私も2年間,授業を担当していたので嬉しくてたまりませんでした。



見事,東京大学理科Ⅱ類に合格したのは,特進英数科の村岡紗綾さん(人吉一中出身)です。
在学中よりこちらが伝えることに対して飲み込みが早く,処理能力が抜群に良かったのを覚えています。

しかし,昨年の入試では同じ理科Ⅱ類に一歩及ばず。
というより,半歩にも満たないところで合格を逃してしまいました。


302.6667点という総合得点に対し,

合格最低点が302.7333点・・・
その差,0.0666点・・・
あと1点!というものではなく,それ以下の点数差で東大合格を逃してしまいました。
卒業後にこの成績開示を見せてもらったときは自らの指導不足をとても悔いました。

彼女の能力があれば,あと1年踏ん張れば必ず合格するとみんな信じていました。
そして今日,吉報を聞くことができ大変嬉しい気持ちでいっぱいです。


玄関付近の合格掲示板にはずらりと合格実績が貼られ始めているところです。
この先,国公立の中期の発表,後期試験および発表をはじめ,私立大学も残されています。

最後の最後まで粘り強く戦い抜いた者が勝利する。

進学指導部を筆頭に鵬翔高校特進英数科の全員の進路実現を叶えるべく,必死にサポートしているところです。

がんばれ受験生!