2014年2月24日月曜日

2014.2.24 食事と運動のバランス

今日は2年生対象に保健講話がありました。
内容は,
栄養バランスと栄養素,
基礎代謝について,
でした。


講師は養護教諭の野口先生。

1時間目は,好きなものばかり食べていたら体に悪いか?
コンテンツゲームで自分が選ぶ食事のバランスが
どのようなものなのかチェック!

あんまり好きなものばかり食べていると・・・

どーんとタンパク質や脂質が飛びぬけてしまいました。
栄養のバランスには要注意。

2時間目は,基礎代謝についての授業。(あいにく私が授業だったので写真がありません)

運動をしていなくても,呼吸や消化など生命活動のためにエネルギーを消費しているということについて学びました。
身近な話題だったので生徒たちにとっても分かりやすかったと思います。


ついでに,(今から難しい話しますよ)
私が物理の熱力学の分野で例え話で持ち出すのが,摂取カロリーと消費カロリー。
“熱力学第1法則”という大事な法則があります。
これは気体の内部エネルギーの増加量⊿Uは,物体に与えられた熱量Qと加えられた仕事Wの和に等しいというものです。
式)  ⊿U=Q+W
かなり大雑把にいうと,外から何か加えられたらエネルギー増えますよという感じでしょうか。
この加えられた(された)仕事Wを,英語の受動態と能動態のように,物体が「した」仕事をW’と表すと,正負が逆転し,⊿U=Q - W’となります。


授業の中で熱量Qが摂取カロリー,外に対してした仕事W’が消費カロリー,このバランスで太るかやせるかって考えて,気体の内部エネルギー⊿Uが正だったら太る(温度上昇),負だったらやせる(温度下降)って説明するとなんとなく理解してくれます。

よく分からなかった人のために図解


Qが食べた
W’が運動した
⊿Uが太るかやせるか
⊿Uが正になるか負になるかは
QとW’の大小関係で決まるという単純な関係です。

ちなみに私は例②のような感じです。
いつか例③を試してみようと思っています。