6月24日(月)の夕方に
中学校2年生の内村風太くん(中谷小出身)が電話でラジオに生出演しました。
番組名 『はっけんラジオ』
放送時間 月曜日~金曜日 午後5時~午後5時55分
対象地域 九州沖縄向けに放送
出演コーナー:ライフネットワーク
~防災に関する様々な話題をお届けするコーナー
主演者 ナビゲーター 野尻あかねさん
NHK福岡放送局 白崎義彦アナウンサー
【白崎アナウンサー】
どうして防災士の資格を取得しようと思ったのですか。
【内村君】
理由は2つあります。まずは、私の母が、宮崎県・都城市 の消防団に所属しており、女性部で防災士として活躍していてあこがれたからです。
次に、現在、通っている鵬翔中学校が津波時の避難ビルに指定されており、もしも自分が取得していたらいざという時にみんなの為に役立てられると思ったからです。
【白崎アナウンサー】
取得するにあたり勉強は難しかった?
【内村君】
まず、分厚い本を熟読することです。それからレポートを提出しないといけないのですが、その作成が大変でした。途中断念しようと思ったことは多々あったのですが、日々コツコツと1日1枚精神で何とか乗り越えました。学校の勉強は合間あいまに、平日は1時間ほど、休日は3時間程度ついやしました。今では、この過程が自信につながっています。
【白崎アナウンサー】
合格した時の気持ちはどうでしたか?
【内村君】
母からは、『試験は簡単だから』といわれ、合格を信じきっていたのですが、私は受験前に緊張していました。そんなときに先輩防災士が緊張をほぐしてくれ、どうにか合格できました。自宅に、通知が届いたときには、やった!の一言で、今までの辛さがぶっ飛びました。
【白崎アナウンサー】
防災士になった今どのような活動をしていきたいですか。
【内村君】
私は、NPO法人宮崎県防災士ネットワークに所属しています。主な活動拠点は、私が生活の拠点を置いている都城市 です。都城市 に考えられる災害は風水害、そして新燃岳の噴火などが考えられます。災害時に被害を最小限に抑えるために、知識・情報をより多くの人に伝えたいです。
学校では、地震後の津波が想定されます。自身の命は勿論のこと多くの人を災害から守るために、これからも勉強をしていきたいです。
【白崎アナウンサー】
最後に防災士を目指している人へメッセージをお願いします。
【内村君】
まず、分厚い本を見ておどろかれると思います。だけど、一気にこなそうとせず、コツコツとこなしていけばきっとやり遂げられると思います。一人でも多くの方に防災士を取得していただきたいです。取得後は私たちと一緒に活動できることを楽しみにしています。