2013年5月18日土曜日

2013.5.18 卒業生講話を行いました

今日は、本校の中高一貫コースの卒業生における講話を企画しました。
忙しい中、宮崎大学の学生3名に足を運んでいただき、中学生に対して話をしてもらいました。

左から岩田さん、芹澤くん、外山くんです。


医学部医学科の外山くん
医学部医学科へ進学した外山直樹くんは、
“当たり前のことをしっかりやる”ということを強調していました。
部活などの適度な息抜きもあったけど、電車で通学していた時間もうまく利用して勉強していたそうです。
高校時代においては、特進英数科の取り組みの1つであるナイター学習に毎日参加して学習時間の確保に努め、休日は図書館へ通って半日近く勉強。
これを続けることで、毎日学習する習慣がしっかりと身についたそうです。
医学部に進学するにはセンター試験で9割近く取る力が必要、とにかく全教科がんばった。
今のうちから目標をしっかり立ててほしいとメッセージを送りました。



農学部応用生物科学科の芹澤くん
農学部応用生物科学科に進学した芹澤慶太くんは、
とにかく“やらされる勉強ではなく、自らやる勉強が大事”と強調しました。
授業を楽しく受ける!嫌々やっても頭に残らないので自分の身になる、自分の一部になるような勉強を心がけてほしいと繰り返しメッセージを送ってくれました。
また、
・やりたいことを見つけるのがこの6年間である。
・中高一貫で先生方のことも熟知しているからこそ授業のポイントが分かりやすい。
・勉強に限らず、後悔を減らすために今のうちにがんばること。受験では、あと1点で不合格という現実がある。
・中学校の勉強を高校に持っていけるような、頭に残る勉強を心がけてほしい。
など、多くのことを伝えてくれました。


教育文化学部特別支援教育コースの岩田さん
教育文化学部特別支援教育コースの岩田向日葵さんは、
主に受験勉強の体験を話してくれました。
面接指導、小論文指導、グループディスカッション指導において、担任をはじめ進学指導部、養護教諭の先生方に毎日のようにアドバイスをしてもらったこと、校長先生とのディスカッションも体験したことを話してくれました。
入試直前では3時間睡眠が当たり前になっていたそうです。
受験勉強は非常に苦しかったけど、少人数での環境があったからこそ手厚く指導していただいたと改めて先生方への感謝の言葉をいただきました。
最後に、岩田さんは
・みんなを支えてくれているご両親に感謝してほしい。
・鵬翔の先生方を頼って、信じて毎日を過ごしてほしい。
・10代は人間として成長する大事な時期。いろいろな衝突もあると思うけど、頑張って乗り越えてほしい。この6年間を共に過ごした仲間は一生の宝物になる。
とメッセージを伝えてくれました。
岩田さんはつい先日、介護実習において支援が必要な小中学生と触れ合ってきて、改めて特別支援教育に熱が入ったと力強く話していました。






生徒たちは先輩方の話を真剣に聞いていました。休み時間では、質疑応答の内容を考えていました。


「医学部受験において、特に力を入れた教科は何ですか?」

「休日の勉強時間はどれくらいでしたか?」

「中学校から高校に進学したときの勉強時間の変化はどれくらいでしたか?」

「苦手な教科を克服するためにはどうしたらいいですか?」

中学生にとっては、大学受験というとまだまだ先のことのように感じがちですが、6年間なんてあっという間です。
先輩方の話にあったように、中学校課程の学習が高校課程にとっての礎になるこということ、やりたいことを見つけるということ、未来の自分にとってプラスになるように今少しずつ力をつけておくことが重要となります。


中学生の皆さん、今日の先輩方のお話はとても参考になったはずです。今の自分を見つめ直して、確実に前へ進んでいきましょう!

おっと、そういえば来週の月曜から定期考査ですね!
授業の内容をしっかり確認し、スラスラと解答欄を埋めることができる準備をしましょう!
健闘を祈ります!!