2016年12月8日木曜日

2016.12.8 ふるさとは近くに寄りて学ぶもの

12月7日(水)にJ1・J3の全員で校外学習を行いました。
今回は飫肥城下町と青島漁港を訪れました。

まずは、飫肥城下町です。
ここでは、宮崎の歴史について触れ、理解を深めることが目的です。
11名のガイドボランティアの方々のご協力のもと、飫肥城歴史資料館や小村寿太郎記念館など歴史的な施設を巡りました。

ガイドボランティアの方に、資料館など
いくつもの施設を案内していただきました。

行く先々で、ボランティアの方がその施設や飫肥の歴史にまつわる話をしてくださいました。

こちらは、飫肥城の大手門です。

小村寿太郎記念館を見学中です。事前学習はしていましたが、
やはり史料を見たり、話を聞くともっとたくさんのことがわかります。
鐘つき堂について説明を受けているところです。
とても丁寧に解説をしていただきました。

貴重な史料を見たり、話を聞くにつれ、子どもたちも飫肥の歴史に対する興味が大きく高まったようです。
ガイドボランティアの中には、以前に学校の先生をされていた方が何人もおり、中学生にもわかりやすい言葉で丁寧に案内をしてくださっていました。

昼食は、飫肥城の旧本丸跡で食べました。
歴史と自然を感じながらの昼食です。


昼食をはさんで、午後は飫肥城下町の散策です。
飫肥観光協会、飫肥城下町保存会が発行している散策用のマップを利用しての散策となります。
このマップには引換券がついており、指定のお店に持っていくと工芸品や特産品と引き換えることができます。
そうしてお店を回っていく中で飫肥の街並みを楽しむことができました。





続いては、青島漁港の見学です。
宮崎の主要な産業の一つである漁業について学ぶこと、宮崎の産業について関心を高めることが目的となります。

まずは、宮崎市漁業協同組合の長友さんから、漁の種類や水揚げされる魚などについてお話がありました。


漁港に停泊している漁船を実際に見ながら、どの船がどんな漁をするのか説明していただきました。

施設見学を始めた直後に、ちょうど魚が運ばれてきました。

その後、漁港にある冷蔵庫と冷凍庫を見学しました。
特に冷凍庫は、中に入ったとたんにとてつもない冷気を感じます。
みんな一様に「寒い!」の一言でした。




最後に、生徒のほうから質問をし、それに答えてもらいました。
「燃料をいっぱいに入れたらどのくらいの時間、漁ができますか」
「規格に合わない魚はどうしていますか」
といった質問に、丁寧に答えてくださいました。

J3Bの松本夏夢さん(宮崎南小学校出身)がお礼の言葉を述べました。
みんなにとって、とても勉強になりました。

バスへ戻るまでの間も、個別に質問をする姿が見られました。

将来、大学へ進学し社会へ出たときに、郷土のことを十分に理解しているというのは大切なことです。
歴史を守る人たち、産業を守る人たちから、多くのことを学んだ校外学習でした。