2015年9月3日木曜日

2015.9.3 文化発表会1日目

今日は、待ちに待った文化発表会の1日目でした。
本日は、宮崎産業経営大学を会場に、音楽会、ハンドベル演奏、個人発表などがおこなわれました。

まずは、生徒会長の胡元玲くん(青島小出身)より、文化発表会テーマ「輝(かがやけ)」の紹介がおこなわれました。
スローガンは「何事も一生懸命 輝輝(キラキラ)笑顔で切り開こう 輝ける未来を」です
続いて、吉田教頭より文化発表会開会にあたってのあいさつがおこなわれました。
教頭先生のあいさつに続いて、ハンドベルの演奏です。
この日のために、課外期間中も練習してきました。ハンドベルの鳴らし方には何種類かあり、
表現したい音によって使い分けるそうです。
本日は2曲を披露しましたが、ハンドベルの澄んだ音色に、誰もが引き込まれていました。
練習の成果は十分に発揮できたようです。

音楽会の前に、明日のクラス展示について、学級担任より紹介がありました。
各担任とも、ユーモアを挟みながら展示の紹介をしていました。
全クラスとも、見ごたえのある作品に仕上がっています。ぜひ、すべてを見て回っていただければと思います。

いよいよ、音楽会の始まりです。
講師にチェロ奏者の土田浩さんとピアノ奏者の土田悦子さんを迎えて、クラシックからおなじみの曲までいろんな曲を演奏をしていただきました。
土田浩さんは、県のオペラ協会に携わっているほか、多くの肩書を有しているチェロ奏者です。
演奏の間には、クラシック音楽家の話などもあり、授業で習ったことがより深まる内容でした。

また、チェロ演奏の体験をする時間もあり、3名が演奏指導を受けることとなりました。
普段なら何か月もかけて指導するところを、今回は3人でおよそ5分ほどに集約します。
左から長嶋候輝くん(本郷小出身)、嵐真侑子さん(恒久小出身)、
坂本奈愛瑠さん(三股西小出身)です。いずれもJ2Aの生徒で、
積極的に立候補しました。
その結果、右手で弓を引くだけの曲とはいえ、3人ともピアノに合わせて演奏ができました。
実際に触れてみる体験は、めったにできないだけによい経験となったのではないでしょうか。

休憩をはさんで、国語意見発表です。国語科の指導の下、「輝」をテーマとして授業中に意見発表を行い、そのうちの6人の生徒が文化発表会において発表しました。
上段左からJ1A柳野陽介くん(住吉南小出身)、
J1B横山采佳さん(本庄小出身)、J1C井上萌々香さん(赤江小出身)、
下段左からJ2A黒木陽登くん(宮崎南小出身)、
J2B湯地純子さん(国富小出身)、J3A胡元玲くん(青島小出身)
国語の後は、英語暗唱・弁論の披露です。
こちらは4人の生徒が発表を行いました。
暗唱の部:J2A上永華さん(宮崎南小出身)
暗唱の部:J1A水関紗弥香さん(国富小出身)
暗唱の部:J1A吉田彩乃さん(大淀小出身)
弁論の部:J2A日髙美優さん(日知屋小出身)
このうち、J2Aの上永華さんと日髙美優さんは県の暗唱・弁論大会へ出場します。

続いては、ESSクラブによる、英語劇の上映です。
課外期間の合間を縫ってこつこつと撮影を続けていました。脚本、編集、音入れまですべて自分たちの手でおこないました。
テーマは鵬翔中学校内でおこるミステリー事件です。もちろん、台詞は全編英語です。
部活動で英語に触れているだけあって、台詞もとても流暢でした。

ここで午前の部は終了。昼食に入ります。

みんなで調べ物をしたり、英単語のしりとりをしていたり、
先生との話を楽しんだりと、それぞれに休み時間を満喫していました。
午後の部は、ホームステイ体験の発表からスタートです。

J2Aの宮元昭桂理さん、宮元美桂理さん(いずれも沖水小出身)と西尾成道くん(宮崎南小出身)はフィリピンのセブ島へホームステイに行きました。

最初に、英語力を図るレベルテストがあったそうです。
その後、英語研修などを体験したとのことです。ホームステイ先では当然英語での会話となるので、日本語が恋しくなることもあったようです。

J2Aの坂本奈愛瑠さん(三股西小出身)は、オーストラリアのブリスベンでホームステイをおこないました。
三股町ふるさと振興人材育成中学生海外派遣事業に自ら申込み、厳しい審査を通過して参加資格を獲得しました。

J1Cの廣津楓さん(小林南小出身)は、カナダのバンクーバーでホームステイを体験してきました。先日のブログでも紹介しましたが、本校の修学旅行先がカナダのバンクーバーであることもあり、ホームステイ先を選んだとのことです。
ホームステイ先は違っていても、それぞれにとても良い経験だったとのことでした。

次は、パネルシアターに移ります。これは、映像に合わせて英語で台詞をあてていくものです。
アニメや洋画のアフレコみたいなものです。
映像には日本語で字幕が出ていたのですが、それに合わせて英語で台詞をあてていくのは大変なことです。
今回の題材は「かぐやひめ」でしたが、頑張って台詞をあてていました。

習い事の発表では、J2Aの長嶋候輝くん(本郷小出身)とJ2Bの髙橋克幸くん(沖水小出身)がそれぞれ馬術について、サッカーについて発表しました。
J2Aの長嶋候輝くん
小さい頃から馬術に興味があったそうです
J2Bの髙橋克幸くん
セントラルFCに所属しています
最後はクラス発表の部です。
J1はクラス展示を作る際に調べたことの中から一部を発表しました。
J1A「日本の伝承・怪談」
人はなぜ、心霊スポットを訪れたくなるのか、
という興味深いテーマについて発表をしました。
J1B「ペットボトルのリサイクルについて」
知っているようで実はよく知らないリサイクルについて、
ペットボトルをテーマに発表しました。
J1C「世界の国について」
今回は特にカナダについて発表しました。
教室展示ではもっとたくさんの国について調べてあります。
J2は、5月におこなった水辺調査の報告です。代表者6人による発表です。
大淀川上流、中流、下流のいずれも昨年よりきれいさの指数が上がっていたようです。
また、きれいさを表す指数が最大の状態になるような生活をしよう、と改めて思いました。

J3は個人発表です。それぞれ自分の興味の範囲から、独自の視点で研究をおこなってきました。
今回はその中から4人の生徒の発表です。
内村風太くん(中谷小出身)は「ハブの生態」についてでした。奄美群島の与路島を舞台に、しっかりとまとめられていました。

廣井健至くん(大淀小出身)は「昆虫・ゴキブリについて」ということでした。テーマを選んだ理由は、廣井くん自身もゴキブリが嫌いだからだそうです。ただ、とても詳しく調べられていて、勉強になる発表でした。

生島優さん(西池小出身)は「マイナンバー制度に関する研究」です。国民にとって大きな関心ごとの一つであるマイナンバー制度。これからの社会を担っていく中学生の視点から研究がされていました。

渡邊彩希さん(宮崎南小出身)は「略語に関わる研究」で、現代にはびこる略語を調べました。
短い言葉で伝えられる利点の反面、意味が正しく伝わらなかったりする短所もあるので、適切に使いたいと締めくくられました。

どの発表も入念に準備がなされており、発表者の意気込みや気持ちが大きく伝わってきました。
文化発表会という名にふさわしい、内容の濃い発表会でした。
明日は、午前中のクラス展示を始め、午後には個人の習い事の発表もあります。また、全校生徒による合唱も控えています。ご期待ください!