あれから1か月余りの時を経て、ついに完成しました。
「第47回宮崎県統計グラフコンクール」に応募したのは3グループで、B2サイズの用紙に手書きで統計グラフを作成しました。
データを得るために、一人一人聞き取りをしたり、アンケート用紙を作って150名を超える回答をまとめたり、何十回も実験を繰り返してデータを記録したりと、研究者さながらの取り組みをしていました。
J2の生徒に聞き取りをした結果を、応募用紙にまとめていきます。 |
アンケートの集計作業にかかります。 この集計結果をグラフとしてどう表現しようか? |
スリッパを使ったお天気占いの実験を繰り返しました。 記録漏れがないかチェックに余念がありません。 |
テーマは様々で、「ドラマと世代の関係」や人気アニメの「名探偵コナンにまつわる研究」は、テレビやドラマを題材に考察をしました。
計算に間違いがないか、慎重に! |
「宝くじは得か損か」や「ジャンケンの確率について」は数学に関する研究の王道ともいえます。
確率は日常生活で実感できる、重要な数学の分野です。 |
「自由研究」で、しかも「数学に関するもの」ということで、ひょっとしたら実施するのが難しいのではないかと思っていました。
しかし、こうした自由研究の紹介をすると、全員が興味を示し、「やってみたい」と積極的に取り組んでいました。
自分の興味のあることと、普段の学習内容が結びつくことで、内容の理解がより深まったのではないかと思います。
また、「これから学ぶ『確率』の勉強が楽しみです」と、意欲を見せるグループもありました。
「知識と実践の足し算」の結果は、とても大きいものになるということを実感できる良い機会となりました。