2015年6月25日木曜日

2015.6.25 思いやりの心

2年生の道徳で、「思いやりの心」、「自分の目標」という内容の授業を行いました。

「思いやりの心」では、2つの場面をもとに、思いやりのある行動とはどういうものかについて考えました。

場面1:お見舞い先で、元気づけようとおしゃべりをしているうちに、かなり時間がたっていた
場面2:宿題を忘れた友だちに、自分の宿題を写させている

自分が見舞う立場や「宿題を写させて」と頼まれる立場ならどうするか、というのを考え、グループをつくって意見交換をしました。

どの生徒も積極的に意見交換をしていました
考えを表現するのも、人の考えを聞くのも勉強になります
特に、場面2では、「ズルはいけないと伝えて、写させない」という考えや、「写させることは相手のためにならないから写させない」など、いろいろな視点から意見が飛び出しました。
本当の思いやりは、憐みのような上から目線のものでもなければ、「してあげた」という貸し借りをつけるものでもありません。
対等な立場から、相手を慮る気持ちだということに気づいてくれたようでした。

「自分の目標」では、事前の授業で扱っていた「1年後の自分」をテーマに、目標を立てていきました。

国によって、考え方の違いがあることも分かりました
目標をもつのは大切なことです!
日本の中高生は、諸外国の中高生に比べ、目標をもつという意識はそれほど高くないことを示すデータを使いながら、目標を立て、それを達成するべく努力をすることの大切さを考えていきました。
立てた目標は、それを達成するという決意を誰かに宣言したり、紙に書いて目につくところに貼っておくと、目標達成につながる行動や考えが自然とできるようになるといいます。

1年後の自分が、今思い描いている通りのことを達成できていると良いですね!