2015年5月28日木曜日

2015.5.28 水辺調査

今日は2年生63名で、大淀川水系の水辺調査を行いました。
ファミリーごとに浦之名川、瓜田川、大淀川の3つのポイントに分かれます。

宮崎市役所の職員の方から、調査方法の説明がありました。
今回は6つの観点から調査をします。

調査1:目を閉じて、周囲に聞こえる音を観察する
川のせせらぎや、植物の揺れる音、鳥の鳴き声など、音だけで自然を感じます。

調査2:周囲の風景を観察する
とてもよい風景でした

調査3:川の水のにおいを観察する
川の綺麗さの度合いによってにおいが異なるようです

調査4:透明度を確認する
長い筒の中には川の水と目印が入っており、上からのぞいて
はっきり見えるところまで目印を引き上げていきます

調査5:試薬を使う 
調査する水に手が触れただけでも、手のわずかな汚れに反応して
正しい結果が得られません。試薬による調査はみんな苦労しました

一つ一つの結果を、冊子に記録していきます
5つの調査が終わったところで、いよいよ、川に入って水生生物の調査です。

調査6:水生生物を確認する
一斉に川の中へと入っていきます
網を使い、生物をすくい上げようとしますが、なかなか見つかりません
水生生物発見か!?
捕獲したものは、トレーに入れて観察します
調査終了時にはどのファミリーもたくさんの生物を見つけていました
調査終了後は、採取した生物たちは川へと帰しました

午後からは、さっそく調査結果をまとめていきます。

各ファミリーが点数化したものを、調査した川ごとにまとめます
見て、触れて、感じたことをそれぞれに報告しました
最後は模造紙にまとめていきます

鵬翔中学校では、6年前から、毎年同じ地点を調査しています。
先輩たちが代々調査してきたことを、今回の調査でもしっかり引き継いでいます。
また、実際に自然に触れることで、環境のことを、より身近に感じられたのではないでしょうか。
水辺調査をきっかけとして、子どもたちにはこれからも、本来あるべき美しい自然を守っていってほしいと思いました。

水辺調査にご協力いただいた、宮崎市役所環境保全課の職員の方々、本当にお世話になりました。
ありがとうございました。