今回は、野菜と水を使った実験をおこないました。
まずは野菜を切って、くりぬいて・・・ |
野菜の中に食塩を詰めます |
ストローをさして |
粘土でふたをして |
水を入れたコップに浸すと・・・ |
ストローを伝って水が上がりました! |
これは、浸透圧という原理を使った実験です。
野菜の中に入れた食塩を薄めるために、野菜の中の水分や、野菜の周りの水が食塩の方に移動するという性質を利用しています。
野菜に食塩をまぶしておくと漬物ができますが、これも同じ原理です。
今回の実験では無事、水がストローを伝って上がっていました。時間がたてばもっと高くまで水が上がります。
自分で試して現象を観察することは、理科ではとても大事なことです。
この実験でも、例えば、
・食塩の量をかえたらどうなるか
・野菜の種類をかえたらどうか
・野菜の大きさによって結果は変わるのか
など新たな疑問が生み出されます。
そして、生まれた疑問は続けて実験することで、すぐに解決することができます。
授業や部活動でおこなう実験を通じて、自ら課題を見つけ、それを解決しようとする姿勢が少しずつ育っているようです。
鵬翔中学校の理科室から最新の科学が生まれる日を、思わず期待してしまいます。