2014年3月11日火曜日

2014.3.11 私たちそれぞれにできること

今日は忘れもしない3月11日です。
ちょうど3年前,鵬翔高校の2年生が修学旅行でディズニーランドを訪れていたときに大きな揺れを感じ,不安な時間を過ごし,ホテルに帰ってから事の重大さに気付かされたショックな日でした。

今日,朝のHRにて全校で黙祷を捧げました。
「被災者の方がいることは知っているだろうけど,3年間も辛い思いをしているし,これからもその生活は続く。宮崎の人は被害を受けなかったけど,避難を余儀なくされた人や家族を失った人が同じ日本にいるということを絶対忘れてはいけない。君たちが大学へ進学したり,大人になって働いたりしたときに,東日本大震災の被災者の方と言葉を交わすことが必ずある。そんなときに無神経な言葉を発したり,知らぬ存ぜぬみたいな発言をしたりすることは許されないことだよ。」
と言葉をかけたところです。



小さな事でも私たちにできることがある。

それを実行に移そうとしている生徒がいます。

防災士の資格を取得した内村風太くんについて紹介します。
先日,防災かるたでも入選した生徒です。→リンク


217日(月)1600からNHKによる鵬翔中J1【内村風太くん】に向けた取材と放送打ち合わせが2時間程度ありました。
その時の出会者は、「NHK宮崎放送局 番組制作 ディレクター北野 拓 様」と「ふるさとを守る!宮崎県防災士ネットワーク事務局長 川越 捷吾 様」、そして主人公である「鵬翔中学校J1 内村 風太 くん」と担任でした。



ここでは取材の中の一部分を紹介します。
事務局長の川越捷吾様によれば、「宮崎県下の防災士は1200人程度であり、宮崎県の目標達成人数は3000人とのことです。まだまだ途上県ということです。今回、県下最年少で防災士の資格に挑戦する内村君を筆頭に、何かあった時に被害を出さないためにも、とっさの行動ができる防災士取得に挑戦して欲しいです。同時にこれは県民の防災意識を高めることにもつながります。」という内容でした。
さて、内村君はというと、37日(金)2000NHKに出演することが決まり、225日(火)1730 NHKが正門に迎えに来られ収録現場に移動しました。突然住民の自宅を訪問し、家具の置き方などを通して最年少ながらに県民の防災意識向上を訴えていました。これは誰にでもできることではなく本当に立派でした。お疲れ様でした。

内村風太君は見事《防災士》の資格を県下最年少で取得しました!

有言実行でしたね!
「防災士  備えてとるよ  災害に」